足の痛み

足の痛みでお悩みではありませんか?

足の痛みは明らかなケガが原因となって起こることもあれば、気が付いたら痛くなっていたというケースもあります。原因が分からないのに足の痛みが出ると、不安に感じる方もいらっしゃることでしょう。

足の痛みが筋肉や腱、靭帯など軟部組織の異常および損傷が原因の場合や、3ヶ月以上の治療で改善が見られない場合には、東大阪市の三久保整骨院までご相談下さい。

足の痛みをもたらす主な骨の異常

足の痛みの原因はさまざまですが、骨の異常によって症状を引き起こすこともあります。足の痛みをもたらす主な骨の異常は以下の通りです。

  • シーバー病
  • 種子骨障害
  • 剥離骨折
  • 有痛性外脛骨
  • 中足骨疲労骨折

足の痛みをもたらす主な骨の異常について簡単に解説します。

シーバー病

シーバー病は踵骨骨端省(しょうこつこったんしょう)とも呼ばれる疾患で、サッカーや野球をする習慣がある子どもに多く見られる点が特徴です。

発症の初期には運動をした時に痛みを生じる程度ですが、進行するに従い運動時以外にも痛みが出るようになり、かかとをかばって歩くようになります。成長期の児童がかかとの痛みを訴えたり、つま先立ちで歩いたりしている場合は、シーバー病の可能性も疑われます。

種子骨障害

種子骨障害は、足の親指の付け根にある種子骨が炎症を起こす疾患です。歩くときや走るときなど、親指へと体重が掛かったときに痛みを生じる点が特徴です。

バスケットボールやサッカー、陸上の長距離走など、走行距離が長いスポーツ選手に多く見られますが、剣道など踏み込みを繰り返す競技で発症する例もあります。成長期の小学生から中学生に多く見られる疾患で、大学生以降になると減少傾向に転じます。

剥離骨折

剥離骨折も足の痛みをもたらす疾患の1つです。剥離骨折は誰にでも起こり得る疾患ですが、特に子どもの場合は階段から滑り落ちるなどしたときに、靭帯の牽引力が骨にかかり発症するケースも少なくありません。

有痛性外脛骨

有痛性外脛骨(ゆうつうせいがいけいこつ)は、運動量が増加する時期の高校生などに多く見られる疾患で、内くるぶしの前あたりに腫れと痛みを生じることが特徴です。

外脛骨自体は健常者であっても15%ほどが持っている「余分な骨」で、足首の捻挫などがきっかけとなって痛みを生じることがあります。成長期を終えると自然に治ることも多いのですが、運動パフォーマンスに支障をきたす場合には手術が検討されるケースもあります。

中足骨疲労骨折

中足骨疲労骨折は頻繁に跳躍するなど、運動中の負荷が繰り返し足の中足骨(ちゅうそっこつ)にかかることで発症リスクを高めます。

通常の骨折のような激しい痛みは見られませんが、運動をする際に圧迫されるような痛みを感じることが特徴です。通常は一定の期間スポーツを中止することで治癒するケースが多くなっています。

足の痛みをもたらす主な整形外科疾患

足の痛みは整形外科的な疾患が原因でもたらされることもあります。主な整形外科疾患としては以下の例があげられます。

  • 足関節捻挫
  • 扁平足
  • 足底筋膜炎
  • アキレス腱炎

足の痛みをもたらす整形外科疾患について解説します。

足関節捻挫

足関節捻挫(そくかんせつねんざ)は、足の痛みをもたらす整形外科疾患の代表例です。運動中に足首をひねるなどした場合に、靭帯が引っ張られたり切れたりして痛みを生じることが特徴です。

足関節捻挫は1度から3度に分類されており、1度の軽症例であれば自然に治癒するケースもありますが、3度になると場合によっては手術が必要となるケースもあります。また、自分の判断で放置した場合、足関節不安定症につながるリスクもあるため注意が必要です。

扁平足

扁平足も足の痛みをもたらす整形外科疾患の1つです。成長過程で足底アーチが十分に形成されなかったり、大人になってからアーチ構造が減少したりすることで、扁平足の発症リスクを高めます。扁平足の主な症状としては、足の痛み以外に内くるぶしの腫れなどがあげられます。

足底筋膜炎

足の痛みをもたらす整形外科疾患としては、足底筋膜炎(足底腱膜炎とも)もよく知られています。ランニングなどを繰り返すと足の裏の腱に負荷がかかり、炎症を起こした結果として発症します。

足底筋膜炎の特徴は、足のかかと部分に痛みを生じやすい点です。スポーツを休むなど安静にしても症状が治まらない場合には、薬物療法や運動療法などをおこなうことが一般的です。

アキレス腱炎

アキレス腱炎も足の痛みをもたらす整形外科疾患の1つです。つま先立ちを頻繁におこなうスポーツ選手などに多く見られ、歩き始めにアキレス腱部の痛みを生じやすい点が特徴です。

基本的には安静や薬物療法などで改善が見られますが、日常生活に支障を来すような場合には、手術療法が検討されることもあります。

足の痛みをもたらす病気

ケガをしていないのに足の痛みが出る場合、何らかの病気を発症している可能性も疑われます。足の痛みをもたらす主な病気は以下の通りです。

  • 痛風
  • 蜂窩織炎
  • 下肢静脈瘤

足の痛みをもたらす病気について解説します。

痛風

足の痛みをもたらす病気の1つが痛風です。足の親指の付け根に症状が出やすいのですが、足の裏やかかとなどに痛みを生じるケースもあります。

症状が出た場合には痛風発作治療薬を服用し、痛みが治まったら尿酸値を下げる薬を服用します。また、生活習慣の改善も欠かせません。

蜂窩織炎

蜂窩織炎は何らかの原因によって細菌感染を起こし、皮膚に痛みや熱感、赤み、腫れなどを生じることが特徴です。皮膚であればどこでも発症する可能性がありますが、足に発症する例が比較的多くなっています。

下肢静脈瘤

下肢静脈瘤も、足の痛みをもたらす病気の1つです。立ち仕事の方や、ご高齢の方に多く見られる疾患で、発症すると静脈がコブのように膨らむ点が特徴です。

基本的には命にかかわるような疾患ではありませんが、自然治癒することはないため、発症が疑われる場合には適切な治療を受ける必要があります。

足の痛みがある場合の対処法

足の痛みがある場合には、次のように対処することがおすすめです。

  • 外傷の場合は応急処置を行う
  • 専門医の診察を受ける
  • 捻挫や足底筋膜炎は整骨院で見てもらう方法もある

足の痛みがある場合の対処法について解説します。

外傷の場合は応急処置を行う

足の痛みが外傷(明らかなケガ)による場合は、応急処置をおこなうことが原則です。患部をアイスパックや氷水などで冷やし圧迫固定をおこなうと、つらい症状を緩和することが期待できます。

専門医の診察を受ける

足の痛みの原因が分からない場合には、なるべく早めに専門医の診察を受けましょう。また、外傷の応急処置を済ませた後も、医師の診察を受けることが基本です。

捻挫や足底筋膜炎は整骨院で見てもらう方法もある

捻挫や足底筋膜炎などの整形外科疾患であれば、整骨院で見てもらうことも可能です。症状を何度もくり返すような方は、かかりつけの整骨院を見つけておくことがおすすめです。

足の痛みにお困りの方は三久保整骨院までご相談下さい

足の痛みにお困りの方は、三久保整骨院までご相談下さい。足の痛みの中には、レントゲンやMRI検査をおこなっても、原因が分からないケースもあります。

病気が原因ではない足の痛みは、筋肉や腱、靭帯など軟部組織の緊張も疑われます。病気が疑われる場合や、骨折の可能性がある場合には、専門の医療機関をご紹介しますので、まずはお気軽にご相談下さい。