外反母趾
外反母趾でお悩みではありませんか?
脚に何らかのトラブルを抱えている方は少なくありませんが、代表的な症例の1つが外反母趾(がいはんぼし)です。外反母趾を発症すると、歩くときの痛みに悩まされるだけでなく、足の形が良くないため素足になることに抵抗感を覚える方もいらっしゃいます。
外反母趾は遺伝が原因とも言われますが、日常の生活習慣が症状を悪化させることもあります。三久保整骨院では独自の手技やテーピングによるサポートで、外反母趾の症状改善に取り組んでいます。
外反母趾とは
外反母趾の原因や対処法について解説する前に、そもそも外反母趾がどのような疾患なのかについて知っておきましょう。
足の病気の一種
外反母趾はその名の通り、母趾(足の親指)が小指側に向かって反る(外反)足の病気の一種です。ひらがなの「く」の字状に変形し、親指の付け根がとがって見える点も特徴です。
症状
外反母趾の初期には親指の付け根や足裏、かかとなどに痛みが見られますが、症状が進行するに従い親指の付け根がコブのように盛り上がり、痛みのために靴を履いて歩くことが苦痛になり始めます。
末期になると靴を履いていない状態でも親指の付け根が痛み、患部をかばって歩くことで膝関節や股関節などにも痛みが出やすくなります。
外反母趾になりやすい方
外反母趾の発症頻度は男女比1:10と、圧倒的に女性に多く見られます。10代から高齢者まで幅広い年齢層に発症が見られますが、特に30代から50代で悪化するケースが多くなっています。
外反母趾の原因
外反母趾の原因としては、主に以下の4点があげられます。
- 遺伝的な足の形
- 足底アーチの減少
- 筋力の低下
- 歩き方
外反母趾の4つの原因について詳しく見ていきましょう。
遺伝的な足の形
外反母趾の原因の1つが、遺伝的な足の形です。足の形は大きく分けてエジプト型とギリシア型、スクエア型の3タイプに分類されます。エジプト型は母趾が一番長く、ギリシア型は人差し指が一番長い点が特徴です。
エジプト型は母趾が一番長いため外反母趾になりやすいのですが、日本人は遺伝的にエジプト型が多いとされています。また、遺伝的に足の指を支える靭帯が柔らかい場合にも、外反母趾の発症リスクが高くなると考えられています。
足底アーチの減少
足底アーチの減少も、外反母趾の原因の1つです。足底アーチは土踏まずを始めとする足裏のカーブで、地面からの衝撃を吸収するクッションとしての働きを持ちます。
足底アーチの減少にともない大きな負荷が足裏にかかり続けると、やがて足が変形して外反母趾などの発症リスクを高める結果となります。
筋力の低下
足裏の筋力低下も、外反母趾の発症リスクを高める原因の1つです。足裏の筋力が減少すると、足底アーチを保つことが難しくなうため、母趾の変形を招きやすくなります。
歩き方
普段の歩き方も外反母趾を引き起こす原因の1つです。日常的に足の指を使わずに歩いていると、足裏の筋力低下にともない、外反母趾の発症リスクが高くなります。
明治維新後の欧化政策にともない靴を履くことが習慣となったため、外反母趾になる人が増えたという考え方もあります。
外反母趾を放置した場合のリスク
外反母趾を放置した場合、徐々にですが変形が進み、足の親指の痛みが強くなったり、付け根のコブが大きくなったりします。また、痛みをかばって歩いているうちに膝や股関節、腰などに痛みを生じるリスクも高くなります。
日本整形外科学会や日本足の外科学会が監修する「外反母趾診療ガイドライン2014改訂2版」には、成人の外反母趾を放置した場合、症状が改善することはないと明記されているため早めの対処が重要です。
外反母趾の改善法
外反母趾を発症した場合に自然治癒することは期待できないため、早めに改善に取り組むことが重要です。外反母趾の主な改善法としては次の3つがあげられます。
- 靴を替える
- 足裏の筋肉のエクササイズをおこなう
- 歩き方を見直す
外反母趾の改善法について詳しく見ていきましょう。
靴を替える
外反母趾を発症した場合、普段履いている靴を足先への負担が少ないものに替えてみましょう。日本人の足は親指の長いエジプト型が多く、さまざまな靴にフィットしやすい点がメリットとされます。
しかし、ハイヒールなどのつま先が狭い靴にもフィットしてしまうため、長時間履いていると次第に足の親指が小指側に押されて変形してしまいます。
基本的にハイヒールは歩くのに適した靴ではないため、長距離を歩くときにはスニーカーなど歩きやすい靴を履くことがおすすめです。また、外反母趾を専門とした施術所や靴屋さんもあるため、相談してみてもよいでしょう。
足裏の筋肉のエクササイズをおこなう
外反母趾を改善する場合、足裏の筋肉のエクササイズをおこなうことも効果的です。足裏の筋肉を鍛えることで足底アーチを安定させ、足の親指にかかる負担を減らすことが期待できます。
足裏の筋肉を鍛える簡単なエクササイズがタオルギャザー運動です。床に置いたタオルを足の親指で手繰り寄せることで、足裏の筋肉を鍛えることが可能です。立っておこなうのが難しい場合には、椅子に座って取り組むとよいでしょう。
歩き方を見直す
外反母趾を改善するためには、歩き方を見直すことも重要です。足の指を使わずに歩いていると、足底の筋力が低下し、外反母趾を悪化させてしまう恐れがあります。
歩くときには両足の指で地面をつかむようイメージし、つま先で蹴りだしてかかとで着地するようしましょう。足の指を意識するには、5本指ソックスを履くこともおすすめです。
三久保整骨院の外反母趾に対する施術法
三久保整骨院では、主に次のような方法でつらい外反母趾の症状改善に取り組んでいます。
- 足裏の筋緊張を緩和する
- 全身のバランスを整える
- テーピングで足底アーチをサポートする
- 歩き方に関するアドバイスをおこなう
三久保整骨院における外反母趾の改善法についてご紹介します。
足裏の筋緊張を緩和する
三久保整骨院では、外反母趾の症状を緩和するため、足裏の筋緊張を独自の手技で取り除いていきます。足底アーチを構成するためには筋肉のはたらきが必要ですが、母趾に掛かる負担を減らすことも重要です。
筋肉は骨と骨とを結んでいるため、足の親指の付け根につながる筋緊張を緩和することで、筋肉の牽引力によって起こる痛みを緩和することが期待できます。
全身のバランスを整える
三久保整骨院では、外反母趾を改善するために、全身のバランス調整もおこなっています。外反母趾の原因となる筋力の低下は、全身バランスの崩れにより起こることも少なくないためです。
西洋医学では症状が出ている場所にばかり注目しがちですが、三久保整骨院では症状を「結果」として捉え、根本的な原因を取り除くことをモットーとしています。外反母趾を結果として捉えた場合、全身バランスの崩れも原因の1つと考えられるわけです。
テーピングで足底アーチをサポートする
三久保整骨院では、キネシオテープと呼ばれる伸縮性のあるテープを利用して、足底アーチを支えるためのテーピングもおこなっています。
歩き方に関するアドバイスをおこなう
三久保整骨院では、外反母趾を改善するために、歩き方に関するアドバイスもおこなっています。外反母趾を発症している方の年齢や筋力、運動経験はさまざまのため、一人ひとりに合った歩き方で症状の改善を目指しています。
外反母趾のお悩みは三久保整骨院までご相談下さい
外反母趾にお悩みの方は、若江岩田の三久保整骨院までご相談下さい。外反母趾は自然に改善することが期待できないため、放置すると足の痛みだけでなく、さまざまな身体の不調を招く恐れがあります。
若江岩田の三久保整骨院では、あらわれている症状を改善することはもちろん、外反母趾の原因となる全身のバランスにも着目し、一人ひとりに合った施術を提案しています。
「外反母趾は遺伝だから仕方がない」「できれば手術は避けたい」など、東大阪市で外反母趾にお悩みの方は、ぜひ一度、三久保整骨院独自の施術をお試し下さい。