肩こり

肩こりにお悩みではありませんか?

厚生労働省が実施する国民生活基礎調査によると、肩こりは女性が感じる身体の不調において、第一位のお悩みとなっています(男性は腰痛に次いで第2位)。

それほど多くの方が悩まされているにもかかわらず、肩こりがなくなったという話をあまり聞かないのはなぜでしょうか。三久保整骨院では肩こりが起こるメカニズムを踏まえた施術により、症状を根本的な改善へと導きます。

肩こりが起こるメカニズム

肩こりには多くの方が悩まされていますが、命にかかわるような症状ではないためか、これまであまり熱心に研究がおこなわれてきたとは言えません。

しかし、近年の東京医科大学の研究により、肩こりのメカニズムが明らかになりつつあります。肩こりが起こるメカニズムは以下の通りです。

  1. 何らかの原因により肩の筋肉が緊張する
  2. 緊張した筋肉によって血管が圧迫される(筋疎血)
  3. 筋疎血が起こった場所で痛み物質が生成される
  4. 肩がチクチクと痛み始める

通常であれば痛み物質は血液の流れとともに体外へ排出されるのですが、慢性的な血行不良により痛み物質が蓄積することで、次第に肩こりが慢性化するという訳です。

肩こりのリスクを高める要因

肩こりのリスクを高める要因は以下の通りです。

  • 長時間の同一姿勢
  • スマホの見過ぎ
  • 運動不足
  • 冷え
  • 体幹の筋力低下

肩こりのリスクを高める要因について簡単に解説します。

長時間の同一姿勢

肩こりのリスクを高める大きな要因が、長時間の同一姿勢です。肩に限った話ではありませんが、筋肉が硬くなる原因は「使い過ぎ」と「不動」の2つです。

使い過ぎによる筋緊張は筋肉の浅い部分に見られるため、比較的回復が早い傾向にあります。筋肉痛が2、3日で改善するのもそのためです。

一方、不動による筋緊張は深い場所にあらわれます。慢性的な肩こりが治りにくいのは、深い場所で筋緊張が起こるためです。

スマホの見過ぎ

スマホの見過ぎも、肩こりのリスクを高める要因の1つです。スマホを見るときにはどうしても下を向くため、頭の位置が前方へとスライドします。

頭は大変重たいため、少し前方へスライドするだけで大きな負担が首や肩、背中にかかります。その結果、肩こりを生じやすくなるのです。

運動不足

運動不足も肩こりのリスクを高める要因の1つです。普段から身体を動かす機会が少ないと、筋力の低下により血行不良を招く可能性が高くなります。

特に「第2の心臓」と呼ばれるふくらはぎの筋力が低下すると、筋ポンプ機能が弱まるため、全身の血行不良にともない肩こりを引き起こしやすくなります。男性に比べて筋肉量が少ない女性に肩こりが多く見られるのも、筋力の弱さと無関係ではありません。

冷え

肩こりを引き起こす要因としては冷えもあげられます。肩まわりの筋肉が冷えて硬くなると、血管が圧迫されて筋疎血を引き起こしやすくなるためです。

筋肉には関節を動かすだけでなく、血液の循環をサポートするはたらきもあります。女性に冷え性が多いのは、男性に比べて筋肉量が少ないためです。

体幹の筋力低下

体幹の筋力低下も、肩こりのリスクを高める要因の1つです。体幹とは全身から四肢(両手と両足)を取り除いた部分で、代表的な筋肉としては腹筋や背筋があげられます。

腹筋や背筋の筋力が低下すると、上半身をまっすぐに保つ力が弱くなり、椅子に座っているときなどに猫背になりがちです。猫背になると頭の位置が前方へスライドするため、肩こりを引き起こしやすくなります。

肩こりを放置した場合のリスク

肩こりを放置した場合、以下のような症状につながるリスクがあります。

  • 手のしびれ
  • 頭痛
  • 胃の不快感
  • 集中力ややる気の低下
  • 自律神経系の不調

肩こりを放置した場合の5つのリスクについて解説します。

手のしびれ

肩こりを放置した場合、手のしびれを引き起こす可能性があります。特に首から腕へと伸びる腕神経叢(わんしんけいそう)が筋緊張によって圧迫されると、手のしびれを引き起こしやすくなります。

肩こりによってしびれを引き起こす代表的な疾患が、頚肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)や胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)です。

頭痛

肩こりを放置すると、頭痛の発症リスクを高めることが分かっています。肩まわりの筋緊張により血管が圧迫されると、後頭部から首の後ろにかけて、真綿で締め付けられるような鈍い痛みが出やすくなります。

肩や首の筋緊張によって起こる頭痛の代表例が緊張型頭痛です。病院で検査をしても原因不明とされる頭痛(一次性頭痛)の大半が、肩まわりの筋緊張にともなう緊張型頭痛とされています。

胃の不快感

胃の不快感を生じる可能性がある点も、肩こりを放置した場合のリスクの1つです。背骨には中枢神経が通っており、身体の各部へと末梢神経が伸びています。

肩こりによって背中から胃へと伸びる神経が圧迫されると、胃の不快感や胃もたれ、消化不良などを引き起こすリスクが高くなります。

集中力ややる気の低下

肩こりを放置した場合、集中力ややる気の低下につながることがあります。慢性的に肩の痛みがあると、長時間の作業に集中することが難しくなるためです。

自律神経系の不調

肩こりを放置した場合、自律神経系の不調を招く可能性もあるため注意が必要です。肩や首の筋肉が硬くなると、首にある星状神経節と呼ばれる神経のツボが圧迫されます。

星状神経節が圧迫されると自律神経のバランスを見出し、交感神経が優位に傾くため、睡眠の質・身体の回復力の低下を招きやすくなります。

その結果、原因不明の自律神経系の不調を起こしやすくなるのです。最近では「首こり病(頚性神経筋症候群)」といって、肩や首のこりによって自律神経系の不調を招きやすくなることが医学的にも明らかになりつつあります。

三久保整骨院における肩こりの改善法

三久保整骨院では以下の方法で肩こりの根本的な改善を目指しています。

  • 手技による筋緊張の緩和
  • 全身のバランス調整
  • 自律神経調整
  • 身体の使い方に関するアドバイス

三久保整骨院における肩こりの改善法について解説します。

手技による筋緊張の緩和

三久保整骨院では、手技によって肩まわりの筋緊張を緩和し、血行を促進することで肩こりにともなうつらい症状を取り除きます。

一般的な整骨院では電気療法で肩こりの改善を図るケースもあるのですが、肩の深い部分にある筋緊張は、熟練の手技でないと取り除くことが難しいためです。

全身のバランス調整

手技により肩まわりの筋緊張を取り除いたら、次の全身のバランス調整をおこない、首や肩にかかる負担を根本から取り除きます。筋緊張を緩和しても、肩や首にかかる負担を取り除かないと、肩こりの再発をくり返してしまうためです。

自律神経調整

三久保整骨院では、独自の手技による自律神経調整もおこなっています。施術で自律神経のバランスを整えると、人間が本来持っている自然治癒力を高め、肩がこりにくい体質へと変えていくことが期待できます。

身体の使い方に関するアドバイス

三久保整骨院では、自宅でできる肩こり予防法など、身体の使い方に関するアドバイスもおこなっています。身体の使い方を学ぶことで、施術効果を長持ちさせることが期待できます。

頑固な肩こりにお悩みの方は三久保整骨院までご相談下さい

肩こりの多くは日常の生活習慣が原因となって起こります。そのため、肩こりを根本から改善するためには、原因となる筋緊張を取り除くだけでなく、全身のバランスを整え、肩こりが起こりにくい身体の使い方を身につけることが重要です。

東大阪市の三久保整骨院では、その場しのぎのマッサージではなく、症状を根本から改善するための施術をおこない、肩こりが起こりにくい体質へと導いています。

「肩こりは治らないとあきらめている」「原因が分からないから肩こりと付き合っていくしかない」などのお悩みがある方は、ぜひ一度、三久保整骨院の施術をお試し下さい。私たちと二人三脚で、肩こりが起こりにくい身体づくりに取り組みましょう。