肩の痛み
肩の痛みでお悩みではありませんか?
肩関節は股関節と並び、人体でもっとも可動域の広い関節です。肩関節はさまざまな骨や靱帯から構成されており、痛みもさまざまな場所に出る可能性があります。
しかし、レントゲンやMRIなどの検査を受けても、肩の痛みの原因が分からないことも少なくありません。三久保整骨院では、肩の痛みの原因を生活習慣や運動習慣から特定し、根本から改善へと導いています。
肩の痛みをともなう疾患
肩の痛みをともなう疾患としては、主に以下のような例があげられます。
- 肩峰下インピンジメント症候群
- 肩関節周囲炎
- 腱板損傷・断裂
- 頚肩腕症候群
肩の痛みをともなう疾患について簡単に解説します。
肩峰下インピンジメント症候群
肩峰下インピンジメント症候群は、主に肩関節内での骨や靱帯の衝突が原因で発症し、肩の前面に痛みが出る点や、腕をあげるときに引っ掛かりを感じる点などが特徴です。運動をする方に多く見られる肩の痛みの1つです。
肩関節周囲炎
肩関節周囲炎はいわゆる四十肩や五十肩と呼ばれる症状で、レントゲンやMRIなどの検査では原因が分からないことも少なくありません。症状の程度や、治るまでの期間も人によりさまざまです。
腱板損傷・断裂
腱板断裂は肩にある棘上筋(きょくじょうきん)・棘下筋(きょくかきん)・小円筋・肩甲下筋の4つの腱が損傷、もしくは断裂する疾患で、発症すると肩の痛みだけでなく、筋力の低下をともなう点が特徴です。
頚肩腕症候群
頚肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)は、首や肩、背中にかけての筋肉がこわばり、痛みやしびれなどをもたらす疾患です。重度の肩こりから頚肩腕症候群へと移行するケースも少なくありません。
肩の痛みをもたらす要因
肩の痛みの原因は、画像診断では分からないことも珍しくありません。そのため、肩の痛みを引き起こす以下の要因について知っておくことが重要です。
- 筋疎血
- オーバーユース
- 腕を大きく振るスポーツ
- 外傷
- 加齢
- 関節の硬さ
肩の痛みをもたらす6つの要因について解説します。
筋疎血
肩の痛みをもたらす要因の1つが筋疎血(きんそけつ)です。筋疎血とは、筋肉へと送られる血液の量が減少することを意味します。
筋疎血が生じた場所では痛み物質が生成されやすくなり、筋肉痛のようなチクチクした痛みをもたらします。デスクワークで肩が痛くなるのも、長時間の同一姿勢により筋肉が硬くなり、血管が圧迫されて筋疎血を起こすためです。
通常であれば血液の流れにより痛み物質は体外へと排出されますが、慢性的な筋緊張により血行不良が続くと、次第に痛み物質が蓄積して症状が慢性化します。
オーバーユース
肩の痛みをもたらす要因としては、オーバーユース(使い過ぎ)もあげられます。繰り返し肩関節へと負担がかかると、肩まわりの骨や靭帯などが衝突し、徐々にダメージが蓄積します。野球選手などに肩の痛みが多いのもそのためです。
また、スポーツだけではなく日常的に重い荷物を運ぶ仕事をしている方や、腕をよく使う仕事をしている方も、オーバーユースにより肩の痛みを生じるリスクが高くなります。
肩関節に負担がかかるスポーツ
肩関節に負担がかかるスポーツも、肩の痛みをもたらす要因の1つです。例えば野球やテニス、バレーボールなど頭よりも高く腕をあげて振るスポーツ(オーバーヘッドスポーツ)により肩関節に負担がかかると、痛みを引き起こすリスクが高くなります。
また、ラグビーやアメリカンフットボール、相撲などのボディコンタクトをともなうスポーツや、ウエイトリフティングなど肩関節に強い負荷がかかるスポーツも、肩の痛みを引き起こす要因となります。
外傷
外傷も肩の痛みをもたらす要因の1つです。よく見られるケースが転倒にともない手をつき、肩関節を脱臼するようなケースです。また、転倒して道路などに直接肩関節をぶつけることも痛みの原因となります。
加齢
加齢も肩の痛みをもたらす要因の1つです。年齢とともに肩まわりの筋力が低下すると、血液の循環が滞りやすくなるため、肩の痛みが出やすくなります。
また、肩関節と骨とを結ぶ腱が加齢によりもろくなった場合には、腱板損傷や腱板断裂を引き起こしやすくなります。スポーツや肉体労働など、長年にわたり肩関節を酷使した方に多く見られる症例のため注意が必要です。
関節の硬さ
肩の痛みをもたらす要因としては、関節の硬さもあげられます。肩関節や肩甲骨まわりが硬いと、腕を動かすときに肩関節へと大きな負担がかかり、徐々にダメージが蓄積した結果として頚肩腕症候群や肩関節周囲炎の発症リスクを高めます。
肩の痛みのリスクを高めるのは、肩関節の硬さだけではありません。例えば股関節が硬いと、運動時の体幹の回旋がスムーズにおこなわれず、結果として肩関節への負担を増す可能性があります。
肩の痛みがある場合の対処法
肩の痛みがある場合には、以下のように対処することがおすすめです。
- ズキズキ痛む場合には冷やす
- 慢性的な痛みの場合には温める
- 適度に身体を動かす
- 医療機関を受診する
肩の痛みがある場合の対処法ついて解説します。
ズキズキ痛む場合には冷やす
運動後などに肩がズキズキと痛む場合には、アイスパックなどで一時的にアイシングをおこなうことがおすすめです。1時間につき10分から15分程度冷やすと、肩関節の炎症を鎮め、痛みを緩和する効果が期待できます。
慢性的な痛みの場合には温める
肩の痛みが慢性的な場合には、温めることが基本です。冷やすと血行不良によりかえって症状の回復を遅らせるため注意しましょう。
肩を温める簡単な方法が、お風呂に浸かってゆっくり休むことです。温めると血行を促進作用はもちろん、リラクゼーション効果により、身体の回復力を高めることが期待できます。
適度に身体を動かす
肩の痛みが慢性化している場合には、適度に身体を動かすことが重要です。痛みがあるからと動かさずにいると、周囲の組織が硬くなり、余計に痛みを増してしまう恐れがあります。
お風呂で身体を温めた後にストレッチで筋肉を緩めると、血行を促進して回復力を高めることが期待できます。痛い時に無理をする必要はありませんが、できる範囲で少しずつ肩関節の動きをスムーズにしていきましょう。
医療機関を受診する
肩の痛みがひどい場合や、長期にわたって症状が続く場合には、医療機関を受診することが重要です。レントゲンやMRIなどの検査では原因が分からない場合は、整骨院や接骨院で筋肉や腱に関するプロフェッショナル=柔道整復師に見てもらう方法もあります。
三久保整骨院における肩の痛みへのアプローチ法
肩の痛みの多くは骨や軟骨ではなく、筋肉や筋膜、腱、靭帯といった軟部組織の硬縮(硬くなること)によりもたらされます。
そのため、肩の痛みを根本から改善するためには、軟部組織の緊張を緩和することが欠かせません。痛み止めやシップは痛みを「感じなくさせる」ための治療法で、肩の痛みを根本から改善する方法ではありません。
三久保整骨院ではあらゆる症状に関して、手技によるアプローチで改善へと導いています。電気治療では緩み切らない軟部組織の緊張も、熟練の手技であれば改善することが期待できます。
肩の痛みにお悩みの方は三久保整骨院までご相談下さい
肩の痛みにお悩みの方は、三久保整骨院までご相談下さい。肩の痛みの多くは骨や神経ではなく、筋肉や筋膜、腱、靭帯といった軟部組織の硬縮によってもたらされます。
三久保整骨院では独自の手技で軟部組織の筋緊張を無理なく取り除き、肩の痛みの根本的な改善に取り組んでいます。どこに行っても肩の痛みが治らない、原因が分からないという方は、ぜひ一度、三久保整骨院独自の手技をお試し下さい。