股関節の痛み

股関節の痛みでお悩みではありませんか?

股関節は歩くときはもちろん、立ったり座ったりさまざまな動作に関わるため、痛みが出ると日常生活に支障を来すことも少なくありません。ただ、レントゲンやMRIなどの検査を受けても、痛みの原因が分からないこともあります。

検査で原因が分からない股関節の痛みは、筋肉や筋膜など軟部組織の硬縮によって起こっているのかもしれません。軟部組織の硬縮が原因の股関節痛は、若江岩田の三久保整骨院独自の手技で改善が期待できます。

股関節の痛みをともなう疾患

股関節の痛みをともなう疾患としては、主に以下のような例があげられます。

  • 変形性股関節症
  • 関節リウマチ
  • 大腿骨骨頭壊死
  • 大腿骨頚部骨折
  • 股関節インピンジメント症候群
  • 仙腸関節障害

股関節の痛みをともなう疾患について簡単に解説します。

変形性股関節症

股関節が痛いときに、多く見られる例が変形性股関節症です。変形性股関節症は中高年以降の女性に多く見られる疾患で、初期の段階では動き始めに痛みを感じる程度ですが、進行するにつれ徐々に日常の動作が困難となります。

変形性股関節症は、太ももの骨である大腿骨(だいたいこつ)と、骨盤のくぼんだ部分である臼蓋(きゅうがい)が擦れあうことで痛みを生じるとされています。

変形性股関節症の原因としては、臼蓋形成不全や先天性股関節脱臼などがあげられますが、ハッキリとした原因が分からないことも少なくありません。

歩くときや階段の昇り降りで痛みを生じることが特徴ですが、進行するにしたがって股関節の曲げ伸ばしが困難となり、やがて安静時や就寝時にも痛みに悩まされる結果となります。

関節リウマチ

関節リウマチも股関節の痛みを引き起こす原因の1つです。関節リウマチは通常、指などの小さい関節から始まることが一般的です。しかし、症状の進行にともない足関節(足首)や膝関節、股関節といった大きな関節に痛みを生じることもあります。

関節リウマチは、本来であれば自分の身体を守る働きを持つ免疫系により、自らの細胞が攻撃される自己免疫疾患の一種です。関節リウマチの場合は、起床時に強い痛みを生じる点が特徴です。

大腿骨骨頭壊死

大腿骨骨頭壊死(だいたいこつこっとうえし)は、何らかの原因によって大腿骨の骨頭へと送られる血液の量が減少し、骨壊死を起こす疾患です。大腿骨骨頭への血行不良が起こる原因については、ハッキリしたことが分かっていません。

大腿骨骨頭壊死の特徴は、ほかの股関節の疾患とは異なり、症状が急激に進行する点です。そのため、短期間で股関節の痛みや可動制限がひどくなる場合には、早めに医療機関を受診する必要があります。

大腿骨頚部骨折

大腿骨頚部骨折(だいたいこつけいぶこっせつ)は転んで地面や床にぶつけるなど、大腿骨に強い外力が加わることで発症リスクを高めます。

高齢者に多く見られる疾患で、主な症状は股関節を動かす際の激しい痛み、および歩行障害です。骨折の結果として寝たきりになると、認知症の発症にもつながるため注意が必要です。

股関節インピンジメント症候群

股関節の周囲にある軟骨(関節唇・かんせつしん)が何らかの原因によりすり減り、大腿骨と骨盤の臼蓋との間で衝突が起こると、股関節インピンジメント症候群の発症リスクが高くなります。

激しい運動にともなう股関節の使い過ぎや、股関節の疾患などが原因と考えられています。症状の特徴は、しゃがんだり靴下を履いたりなど、前かがみの動作で痛みが増すことです。

仙腸関節障害

仙腸関節障害(せんちょうかんせつしょうがい)も、股関節の痛みを引き起こす原因の1つです。仙腸関節は骨盤の中央にあり、上半身の体重を支え、地面からの衝撃を緩和する働きがあります。

何らかの原因により仙腸関節の可動域が減少すると、股関節への負担が増すため痛みを引き起こしやすくなります。仙腸関節障害を発症した場合、股関節だけでなく臀部の痛みも出やすくなる点が特徴です。

股関節の痛みをもたらす要因

股関節の痛みの原因は、画像診断では分からないことも珍しくありません。そのため、股関節の痛みを引き起こす以下の要因について知っておくことが重要です。

  • 股関節の硬さ
  • 筋肉や筋膜などの緊張

股関節の痛みをもたらす2つの要因について解説します。

股関節の硬さ

股関節の痛みを引き起こす分かりやすい要因が、股関節が硬いことです。股関節が硬いと動作にともなって筋肉や靱帯に負担がかかり、痛みが起こりやすくなります。ストレッチで股関節の痛みが緩和する場合には、股関節の硬さが原因と考えられます。

筋肉や筋膜などの緊張

筋肉や筋膜などの緊張も、股関節の痛みを引き起こす要因の1つです。分かりやすい例が激しい運動をした後の筋肉痛です。

筋肉や筋膜が硬くなると、血管を圧迫して血行不良を引き起こします。血行不良が起こった場所では痛み物質が産生されるため、筋肉痛特有のチクチクとした痛みを引き起こすのです。

通常であれば血液の流れとともに痛み物質は体外へと排出されるのですが、慢性的に股関節まわりの筋肉が硬くなった場合、患部に蓄積する結果となります。そのため、慢性的に股関節の痛みがある場合には、筋肉や筋膜などの緊張も疑う必要があるのです。

股関節の痛みがある場合の対処法

股関節の痛みがある場合には、以下のように対処することがおすすめです。

  • 原則として温める
  • 無理のない範囲で身体を動かす
  • ストレッチに取り組む
  • 痛みがどんどん増すようであれば医療機関を受診する

股関節の痛みがある場合の対処法ついて解説します。

原則として温める

股関節の痛みがある場合でも、原則として温めることが基本です。お風呂で温まったときに痛みが和らぐようであれば、骨や軟骨の損傷ではなく、筋肉や筋膜などの緊張で股関節の痛みが出ている可能性があります。

無理のない範囲で身体を動かす

股関節の痛みがある場合でも、無理のない範囲で身体を動かすことが重要です。痛いからと動かさずにいると、筋緊張により血行不良を招き、さらに症状の悪化を招く可能性があります。

ストレッチに取り組む

股関節がもともと硬い方の場合は、日常的にストレッチに取り組むことで、痛みを緩和することが期待できます。お風呂上りの筋肉が柔らかくなっているときに、無理のない範囲で気持ちよくストレッチに取り組みましょう。

痛みがどんどん増すようであれば医療機関を受診する

上記の方法でも股関節の痛みが改善せず、むしろ悪化するようであれば、できるだけ早めに医療機関を受診しましょう。

三久保整骨院における股関節の痛みへのアプローチ法

三久保整骨院では、レントゲンやMRIなどの検査で原因が分からない股関節痛の多くが、筋肉や筋膜などの軟部組織の緊張に由来すると考えています。

実際に、手技により股関節まわりの軟部組織の緊張を緩和すると、症状の改善につながることが少なくありません。特に長時間のデスクワークをされる方など、椅子に座る機会が多い方の中には、仙腸関節の可動域減少を招いている方も多い傾向にあります。

そのため、三久保整骨院では独自の手技によって股関節や仙腸関節まわりの筋緊張を取り除いていきます。また、全身のバランスを整え、股関節にかかる負担を減らすことも当院の施術の特徴です。

股関節の痛みにお悩みの方は三久保整骨院までご相談下さい

股関節の痛みがどこに行っても治らない方は、若江岩田の三久保整骨院までご相談下さい。股関節の痛みがなかなか改善しないのは、画像診断に頼りすぎているからかもしれません。

筋肉や筋膜などの緊張はレントゲンやMRIでは確認できないため、軟部組織に関する専門科である私たち柔道整復師にお任せください。

お風呂に入って身体を温めたり、ストレッチをして痛みが緩和するようであれば、筋肉や筋膜など軟部組織の緊張が疑われます。手術は最後の手段に取っておき、まずは三久保整骨院の施術をお試し下さい。