骨盤の歪み

骨盤の歪みが気になりませんか?

腰痛や肩こりにお悩みの方は多いのですが、医療機関で検査をしても原因不明とされることが珍しくありません。もしかしたら、そのような不調は骨盤の歪みによってもたらされているのかもしれません。

三久保整骨院では、独自の手技で骨盤の歪みを取り除き、全身のバランス状態を整えることで、不調の根本的な改善に取り組んでいます。

骨盤の歪みとは?

骨盤は身体の中央に位置する一群の骨で、寛骨(かんこつ)と仙骨(せんこつ)および尾骨(びこつ)で構成されています。

寛骨はさらに左右の腸骨(ちょうこつ)と坐骨(ざこつ)および恥骨の3つに分けられます。これらの骨同士は基本的に靱帯で強固につながっているため、よほどの事態が生じない限り歪むことはありません。

しかし、交通事故による外力や、妊娠・出産にともなう靱帯の緩みなどが原因で、骨盤の歪みを引き起こすことがあります。

また、整骨院や整体院などでよく言われる骨盤の歪みは、骨盤の傾きのことを説明している場合もあります。本記事でも便宜上、骨盤の傾きに関しても歪みとして解説しています。

骨盤が歪む主な原因

骨盤が歪む主な原因として、以下の6つがあげられます。

  • 不良姿勢
  • 偏った身体の使い方
  • 筋力の低下
  • 筋緊張
  • 妊娠・出産
  • 加齢

骨盤が歪む6つの原因について解説します。

不良姿勢

骨盤が歪む原因の1つが、日常生活における不良姿勢です。例えば猫背の姿勢を続けていると、骨盤が後ろに傾きやすくなります。反対に、反り腰の姿勢を続けていると、骨盤が前に傾きやすくなります。

偏った身体の使い方

偏った身体の使い方も、骨盤の歪みを引き起こす原因の1つです。例えばデスクワークのときに、いつも同じ側で足を組んでいると、組んだ側の骨盤が下がるため、結果として歪みを生じることとなります。

また、いつも同じ側にカバンを掛けていると、反対側の肩を下げる姿勢となるため、骨盤にも歪みが生じやすくなります。

筋力の低下

筋力の低下も、骨盤の歪みを引き起こす原因の1つです。例えば体幹(全身から両手・両足を取り除いた部分)の筋力が低下すると、上半身を支える力が弱くなります。

デスクワーカーの方の体幹が弱くなった場合、上半身を支えるために腰を反らした姿勢になりがちです。男性に比べると筋力が弱い女性に反り腰が多く見られるのもそのためです。

筋緊張

骨盤の歪みを引き起こす原因としては、筋緊張もあげられます。私たちが単に筋肉といった場合は「骨格筋」を意味することが一般的です。

骨格筋はその名の通り骨と骨とをつないでおり、身体を支えるはたらきを持ちます。しかし、筋緊張によって骨が引っ張られると、骨盤の歪みを生じやすくなるのです。

妊娠・出産

妊娠・出産も骨盤に歪みが生じる原因の1つです。妊娠中の女性の体内では、ホルモンの一種であるリラキシンが分泌され、骨盤を構成する靭帯に緩みが生じます。

靭帯に緩みを生じさせるのは、妊娠中の胎児のスペースを作り、出産時に産道を通りやすくするためです。そのため、出産後の女性には一時的な骨盤の歪みが残される結果となります。

また、出産後には授乳やオムツ替えなど猫背の姿勢を取ることが多いため、結果として骨盤が歪みやすくなるのです。

加齢

加齢も骨盤が歪む原因の1つです。加齢により体幹の筋力が低下すると、上半身を支える力が弱くなるため、猫背の姿勢になりがちです。また、加齢により骨自体が変形するケース(退行変性)もあります。

骨盤の歪みがもたらすデメリット

骨盤の歪みを放置した場合、次のようなデメリットを生じる可能性が高くなります。

  • 腰痛や坐骨神経痛
  • 肩こりや腰痛
  • 内科系の不調
  • 自律神経系の不調
  • 体型の崩れ

骨盤の歪みがもたらすデメリットについて解説します。

腰痛や坐骨神経痛

骨盤の歪みがもたらすデメリットの1つが、腰痛や坐骨神経痛の発症リスクを高めることです。骨盤が傾くとすぐ上にある腰への負担が増すため、腰痛を引き起こしやすくなります。

また、骨盤まわりの筋肉が緊張して、腰から足へと送られる神経が圧迫されると、坐骨神経痛の発症リスクも高くなります。原因不明の坐骨神経痛が、骨盤矯正の施術で改善するケースも少なくないのはそのためです。

肩こりや頭痛

骨盤の歪みがもたらすデメリットとしては、肩こりや頭痛もあげられます。例えばデスクワークによって骨盤が後ろに傾くと、頭の位置が前方へとスライドします。

頭は身体の中でも思い箇所のため、位置が少し前にスライドするだけで肩への負担が増大し、結果として肩こりを引き起こしやすくなるのです。

また、肩こりによって血管が圧迫され、脳へと送られる血液量が減少した場合、頭痛の発症リスクを高める可能背もあります。医療機関で検査をしても原因不明とされる頭痛の多くが、筋緊張にともなう緊張型頭痛だと考えられています。

内科系の不調

骨盤の歪みを放置した場合には、内科系の不調も起こりやすくなります。骨盤の内部には腸管や泌尿器などが治まっているため、筋緊張による骨盤の傾きが、便秘を引き起こすことも珍しくありません。

産後の女性の場合、骨盤の歪みによって泌尿器が圧迫されると、尿漏れや頻尿などのトラブルを引き起こす可能性があります。

自律神経系の不調

骨盤の歪みを放置した場合、自律神経系の不調を招く可能性もあります。骨盤の歪みにより頭が前方へスライドすると、頭の重量により首へと大きな負担がかかります。

首には星状神経節と呼ばれる「神経のツボ」があるため、筋筋緊張による神経圧迫が続くと、自律神経系の不調が起こりやすくなるのです。

体型の崩れ

骨盤の歪みは、体型の崩れにつながることもあります。産後の女性が体型の崩れに悩まされるのは、骨盤の歪みによりお尻が大きく見えたり、バストが下がって見えたりするためです。

三久保整骨院における骨盤の歪みの改善法

三久保整骨院では、次のようなアプローチで骨盤の歪みを根本的な改善へと導いています。

  • 骨盤矯正
  • 筋緊張の緩和
  • 正しい姿勢に関するアドバイス
  • 歩き方の指導

三久保整骨院における骨盤の歪みの改善法について紹介します。

骨盤矯正

三久保整骨院では、手技による骨盤矯正の施術で、骨盤を本来の位置へと導いています。ボキボキしないソフトな施術なので華奢な女性でも安心です。

筋緊張の緩和

三久保整骨院では、骨盤矯正と筋緊張の緩和の2本立てで、骨盤の歪みを根本から改善します。矯正により骨盤を正しい位置に導いたとしても、筋緊張が残っているとまた元の場所へ戻ってしまう可能性があるためです。

正しい姿勢に関するアドバイス

正しい姿勢に関するアドバイスも、三久保整骨院では重視しています。骨盤の歪みの多くは、日常の生活習慣によりもたらされるため、一人ひとりに合ったアドバイスが必要となるのです。

歩き方の指導

三久保整骨院では、骨盤の歪みを予防するために、歩き方の指導もおこなっています。歩き方を少し意識するだけでも、骨盤の歪みを未然に防ぐことが可能となります。

骨盤の歪みが気になる方は三久保整骨院までご相談下さい

骨盤の歪みは普段の姿勢や筋力低下、筋緊張、偏った身体の使い方など、さまざまな原因が複雑に絡み合った「結果」として起こります。

そのため、ただ矯正の施術をおこなうだけでなく、骨盤を歪ませる原因となる筋緊張を取り除き、予防のために身体の使い方を学ぶ必要がある訳です。

三久保整骨院では、一人ひとりに合った施術および身体の使い方に関するアドバイスをおこない、骨盤の歪みを根本的な改善に導いています。骨盤の歪みが気になる方や、原因不明の不調にお悩みの方は、若江岩田の三久保整骨院までお気軽にご相談下さい。