四十肩・五十肩
四十肩・五十肩でお悩みではありませんか?
四十肩・五十肩は中年期以降によく見られるお悩みの1つですが、医療機関で検査をしても原因不明とされることが多く、お困りの方も多いのではないでしょうか。
四十肩・五十肩は適切に対処すると痛みを緩和し、回復を早めることが期待できます。若江岩田の三久保整骨院では熟練の手技療法で、四十肩・五十肩の早期改善に取り組んでいます。
四十肩・五十肩について
最初に四十肩・五十肩の特徴や原因などについて見ていきましょう。
四十肩・五十肩とは?
四十肩・五十肩は正式な病名ではなく、中年期以降に見られる肩の痛みを総称したものです。医学的には肩関節周囲炎と呼ばれており、肩まわりに炎症を引き起こす点が特徴です。
四十肩・五十肩の原因
四十肩・五十肩の原因に関しては、ハッキリとしたことが分かっていません。腱板断裂やインピンジメント症候群など、明らかな疾患が見つかるケースもありますが、多くはレントゲンやMRIなどの検査を受けても原因不明とされます。
四十肩・五十肩の主な症状
四十肩・五十肩の症状は、発症からの時間経過とともに変化します。
- 急性期(炎症期)
- 拘縮期(慢性期)
- 回復期
四十肩・五十肩の症状について、上記の3期に分けて紹介します。
急性期(炎症期)
四十肩・五十肩の発症からおよそ2週間ほどが、症状の急性期(炎症期)にあたります。急性期(炎症期)にはその名の通り、炎症をともなう激しい痛みが見られます。
安静にしていても痛みが出るだけでなく(安静時痛)、痛さのあまり寝られない(夜間痛)ケースも珍しくありません。
拘縮期(慢性期)
四十肩・五十肩の発症から2週間が過ぎると、症状が拘縮期(慢性期)へと移行します。拘縮期(慢性期)になると安静時痛や夜間痛は減少するものの、腕を動かすときなどに鋭い痛みを生じます。
また、拘縮期という文字からも分かるように、肩関節が固まったように動かしにくくなる点も特徴です。拘縮期(慢性期)の過ごし方によって、症状改善までの長さが左右されることもあります。
回復期
四十肩・五十肩の発症からおよそ半年が経過すると、症状の回復期に入ります。回復期に入ると痛みや可動制限が徐々になくなってきます。
しかし、いったん四十肩・五十肩を発症した場合には、およそ3割の方が7年後にも何らかの症状を訴えるとされており、回復期にしっかりとリハビリをおこなうことが重要です。
四十肩・五十肩への対処法
四十肩・五十肩への対処法は、発症からの時間経過により異なります。
- 急性期(炎症期)の対処法
- 拘縮期(慢性期)の対処法
- 回復期の対処法
時期ごとの四十肩・五十肩への対処法について解説します。
急性期(炎症期)の対処法
四十肩・五十肩の急性期(炎症期)には、アイシングと安静がおすすめです。発症からしばらくは肩まわりに強い炎症が見られるため、アイスパックなどを利用して1時間につき10分ほどアイシングするとよいでしょう。
アイシングをすると炎症の拡大を抑えられるだけでなく、痛みを感じにくくさせることが可能です。また、急性期(炎症期)には強い痛みが見られるため、無理に動かさずに安静にすることも重要です。
拘縮期(慢性期)の対処法
四十肩・五十肩の拘縮期(慢性期)になると、安静時痛や夜間痛は治まってくるものの、腕を動かしたときの痛みは残る傾向にあります。
しかし、拘縮期(慢性期)にしっかりと肩関節を動かしておくことが、症状の回復を早める近道となります。お風呂でしっかりと肩まわりを温めた後に、ストレッチに取り組むことがおすすめです。
また、日常生活中も肩関節を動かすように意識し、可能であれば公園の鉄棒などにぶら下がり、肩や肩甲骨まわりの可動域を広げましょう。
回復期の対処法
四十肩・五十肩の回復期に入ったら、より積極的に肩関節のストレッチや運動に取り組みましょう。回復期になりつらい痛みがなくなると、治ったと思いリハビリを怠る傾向にあります。
しかし、この時期にしっかりリハビリしておかないと、数年後になっても可動域の低下を残したままになる可能性があります。
四十肩・五十肩がなかなか治らない理由
四十肩・五十肩がなかなか治らない理由としては、以下の点があげられます。
- 肩しか見ていない
- 対症療法しかおこなっていない
- 肩にかかる負担を取り除いていない
- 運動療法を取り入れていない
四十肩・五十肩がなかなか治らない理由について解説します。
肩しか見ていない
四十肩・五十肩がなかなか治らない理由の1つが、肩しか見ていないことです。四十肩・五十肩の多くが原因不明とされるのも、症状が日常生活や身体の使い方の「結果」として起こるためです。
例えば、四十肩・五十肩の発症にともない腕を上に挙げにくい方の場合、胸にある大胸筋(だいきょうきん)や小胸筋(しょうきょうきん)が拘縮しているケースも珍しくありません。
実際に、三久保整骨院の施術で大胸筋や小胸筋を緩めると、腕が上がりやすくなるケースが非常に多くなっています。レントゲンやMRIなどの検査で骨や神経に異常がないと言われた場合には、肩以外の場所からアプローチする必要もあるのです。
対症療法しかおこなっていない
四十肩・五十肩がなかなか治らない理由としては、対症療法しかおこなっていない可能性もあげられます。レントゲンやMRIなどの検査で原因が分からない場合には、痛み止めやシップで対処するケースが多くなっています。
しかし、痛み止めやシップには痛みを感じにくくさせる効果は期待できるものの、血行不良によってかえって症状の回復を遅らせる可能性もあるのです。
また、ブロック注射で一時的に痛みを感じにくくさせる治療もおこなわれていますが、四十肩・五十肩を根本的に改善するためには、痛みの原因を取り除く必要があります。
肩にかかる負担を取り除いていない
肩にかかる負担を取り除いていないことも、四十肩・五十肩がなかなか治らない理由の1つです。例えば猫背や巻き肩の姿勢を続けていると、大胸筋や小胸筋が緊張し、肩関節にかかる負担が増大します。
そのため、四十肩・五十肩を根本から改善するためには、大胸筋や小胸筋の筋緊張を取り除くことはもちろん、姿勢の改善により筋緊張を生じないようにすることが重要なのです。
三久保整骨院では、四十肩・五十肩の原因となる筋緊張を取り除くだけでなく、肩にかかる負担を取り除くため、全身バランスの改善にも取り組んでいます。
運動療法を取り入れていない
四十肩・五十肩がなかなか治らない理由としては、運動療法を取り入れていないこともあげられます。四十肩・五十肩の改善に、肩関節周囲の筋緊張を緩めることは欠かせません。
しかし、患者さん本人が自分で肩関節を動かす意識を持たないと、症状の回復が遅れるだけでなく、後遺症を残すリスクが高くなります。
そのため、三久保整骨院では手技により肩まわりの緊張を取り除くだけでなく、運動療法や日常の身体の使い方に関するアドバイスもおこなっています。
四十肩・五十肩のお悩みは東大阪市の三久保整骨院までご相談下さい
四十肩・五十肩を発症した方の中には、「年齢だから仕方ない」「原因が分からないから付き合うしかないとあきらめている」と思われているかも多いのではないでしょうか。
レントゲンやMRIなどの検査で原因不明とされる四十肩・五十肩は、筋緊張や姿勢の悪さ、身体の使い方により発症しているケースが多くなっています。
東大阪市の三久保整骨院では、四十肩・五十肩の根本的な原因を探り、一人ひとりに合った最適な施術をおこなっています。どこに行っても四十肩・五十肩が治らない方は、三久保整骨院のスタッフと二人三脚で改善を目指しましょう。