正しい姿勢
正しい姿勢で不調を改善・予防しませんか?
子どもの頃に「姿勢をよくしなさい」と注意された経験は誰でもお持ちなのではないでしょうか。また、大人になってからもデスクワークなどが原因で、姿勢の悪さに悩まされている方は少なくありません。
しかし、正しい姿勢と言われてもどうすれば分からないという方もいらっしゃるでしょう。三久保整骨院では施術による症状の改善だけでなく、正しい姿勢に関するアドバイスをおこない、不調を未然に予防することに取り組んでいます。
姿勢が悪くなる原因
正しい姿勢について解説する前に、まずは姿勢が悪くなる原因を知っておきましょう。姿勢が悪くなる主な原因は以下の5つです。
- 長時間の同一姿勢
- 体幹の筋力低下
- 視力の悪化
- スマホの使い過ぎ
- 身体に合っていない机や椅子
姿勢が悪くなる<5つの原因についてさらに詳しく見ていきましょう。
長時間の同一姿勢
姿勢が悪くなる原因の1つが、長時間の同一姿勢です。デスクワークや立ち仕事などで長い時間同じ姿勢をしていると、インナーマッスル(身体の深い部分にある筋肉)に緊張が生じます。
インナーマッスルは骨に付着しているため、緊張して硬くなると骨を引っ張るため結果として姿勢が悪くなります。デスクワークの方に不良姿勢が多く見られるのもそのためです。
体幹の筋力低下
体幹の筋力低下も姿勢が悪くなる原因の1つです。体幹(全身から両手と両足を除いた部分)の筋力が低下すると、上半身を支える力が弱くなります。
その結果、骨盤を前後に傾けることで上半身のバランスを保とうとするため、反り腰や猫背といった不良姿勢になりやすいのです。体幹の筋肉としては主に腹筋や背筋があげられます。
また、殿筋群(お尻の筋肉)の筋力が弱くなると、骨盤をまっすぐに起こす力が弱くなるため、猫背になるリスクが高くなります。
視力の悪化
視力の悪化も姿勢が悪くなる原因の1つです。視力が悪化するとデスクワークなどのときに資料やパソコンなどをのぞき込むため、ストレートネックや猫背といった不良姿勢のリスクが高くなります。
メガネやコンタクトレンズで視力を補正している方の中には、度が進んだ時に買い替えを控える方もいらっしゃいます。ただ、適切な補正をおこなわないと、さらに視力が悪化する恐れもあるため注意が必要です。
スマホの使い過ぎ
姿勢が悪くなる原因としては、スマホの使い過ぎもあげられます。現代人の生活に欠かすことのできなくなったスマホですが、使い過ぎにより顔を下に向けている時間が長くなると、ストレートネックや猫背といった不良姿勢のリスクが高くなります。
ストレートネックは「スマホ首」と呼ばれており、肩や首のこりだけでなく、自律神経のバランスを乱す結果につながることもあるため注意が必要です。
身体に合っていない机や椅子
身体に合っていない机や椅子も、姿勢が悪くなる原因の1つです。身体に対して低い椅子を使っていると、デスクワークなどの際に反り腰になりがちです。反対に高すぎる椅子を使っている場合、猫背になる可能性が高くなります。
正しい姿勢の作り方
正しい姿勢を作るためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。立つときと椅子に座るときに分けて、正しい姿勢のポイントや作り方を紹介します。
立つときの正しい姿勢
立つときの正しい姿勢のポイントは、頭についたひもを上から引っ張られているようなイメージで、上半身をリラックスさせることです。胸を張った「気をつけ」の姿勢は、かえって首や腰への負担を増す可能性があります。
横から見たときに耳と肩、股関節、膝頭、くるぶしが一直線になっているのが理想とされますが、意識し過ぎるとかえって上半身に力が入ってしまいます。
立つときの正しい姿勢を見につける簡単な方法が、いったん両ひざで床に立つことです。両ひざで床に立ち、上半身をリラックスさせた状態で立ち上がってみましょう。その姿勢が、自分にとって無駄な力が入っていない理想的な立ち方です。
椅子に座るときの正しい姿勢
椅子に座るときは胸を反らしすぎないよう、猫背にならないよう気を付ける必要があります。しかし、正しい座り方と言われてもピンとこない方もいらっしゃるでしょう。そのような場合には、次のような座り方を試してみることがおすすめです。
- 立った状態で両手を膝におき前傾姿勢をとる
- 前傾姿勢を保ったままお尻(坐骨)を椅子につける
- 両手で膝を押しながら上半身を伸ばす
- 膝から手を放す
正しい座り方のポイントは、座骨に体重を乗せることです。上記の座り方で坐骨に体重が乗ると、上半身に無駄な力が入っていない、理想的な座り方を身につけられます。
正しい姿勢を身につけるメリット
正しい姿勢を身につけることには、次のようなメリットがあります。
- 肩こりや頭痛の改善・予防につながる
- 腰痛のリスクを下げられる
- 若々しく見られる
- 見た目やせ効果が得られる
- リフトアップにつながる
正しい姿勢を身につけるメリットについて解説します。
肩こりや頭痛の改善・予防につながる
正しい姿勢を身につけるメリットの1つが、肩こりや頭痛の改善・予防につながることです。猫背などの不良姿勢を続けた場合、頭の位置が前方へと移動するため、首や肩に大きな負担がかかります。
また、首や肩の筋緊張によって血管が圧迫されると、頭へと送られる血流量が減少し、頭痛を発症するリスクを高めます。デスクワークの方に肩こりや頭痛が多いのもそのためです。
正しい座り方を身につけると、上半身に無駄な力が入らないため、肩こりだけでなく頭痛の改善・予防が期待できます。
腰痛のリスクを下げられる
腰痛のリスクを下げられることも、正しい姿勢を身につけるメリットの1つです。腰痛の多くは非特異的腰痛といって、病院で検査をしても原因が分からないとされます。
検査をしても原因が分からない腰痛の大部分が筋緊張によるものです。正しい姿勢を身につけると腰にかかる負担が軽減できるため、腰痛の発症リスクを下げることが期待できます。
若々しく見られる
正しい姿勢を身につけるメリットとしては、若々しく見られることもあげられます。背中を丸めた姿勢よりも、上半身がまっすぐに伸びた姿勢の方が、若々しく颯爽とした印象を与えることは間違いないでしょう。
見た目やせ効果が得られる
見た目やせ効果が得られることも、正しい姿勢を身につけるメリットの1つです。猫背や反り腰の姿勢になると、ぽっこりお腹や出っ尻になるため、実際の体重よりも太ってみられる可能性が高くなります。
正しい姿勢を身につけるとウエストラインがハッキリと出るようになり、お尻を引き締めることが可能です。その結果、体重よりもやせて見られるようになります。
リフトアップにつながる
リフトアップにつながることも、正しい姿勢を身につけるメリットの1つです。上半身がまっすぐに伸びることでバストアップにつながるだけでなく、顔のたるみを改善する結果にもつながります。また、お尻の筋肉が適度に刺激されることで、ヒップアップ効果も期待できます
正しい姿勢を身につけたい方は三久保整骨院までご相談下さい
正しい姿勢が健康や美容にとって有益とは分かっていても、「どうやって身につけたらいいのか分からない」「気が付いたら姿勢が悪くなっている」といったお悩みをお持ちの方は少なくありません。
姿勢の大部分は意識によりますが、ちょっとした工夫で身体に正しい姿勢を覚えさせることは可能です。ただし、筋肉や関節が硬くなりすぎている場合、なかなか正しい姿勢が身につかない可能性もあります。
身体の不調の改善やスタイルアップ目的で正しい姿勢を身につけたい方は、若江岩田の三久保整骨院までお気軽にご相談下さい。施術と姿勢に関するアドバイスの2<本立てで、美しく健康的なスタイルを身につけましょう。