突き指

突き指でお悩みではありませんか?

突き指はバスケットボールやバレーボールの選手に多く見られるケガの一種ですが、日常生活を送る中で受傷するケースもあります。

突き指は一般に些細なケガと思われる傾向にありますが、場合によっては指の変形を引き起こす可能性もあるため注意が必要です。

若江岩田の三久保整骨院では、突き指に対する施術はもちろん、テーピングによるサポートや身体の使い方に関するアドバイスにより、突き指の早期改善・予防に取り組んでいます。

突き指とは

突き指は指先をボールや壁など硬いものにぶつけた結果として負ったケガの総称です。病態としては捻挫や骨折、脱臼、腱断裂などさまざまな症例が含まれます。

突き指の種類

一口に突き指と言ってもさまざまな病態が含まれます。主な突き指の病態は以下の4つです。

  • 腱断裂
  • 靭帯損傷
  • 脱臼
  • 骨折

4つの突き指の特徴ついて詳しく見ていきましょう。

腱断裂

突き指によっていわゆる第一関節にある腱が断裂した場合、指をまっすぐに伸ばせなくなる腱性槌指(けんせいつちゆび・マレットフィンガーとも)を発症します。

腱性槌指は突き指の代表例でもあり、治療せずに放置されることも少なくありません。確かに重篤な後遺症を残すようなリスクは低いのですが、しっかり治療しておかないと指先をしっかり伸ばせない状態で症状が固定してしまいます。

靭帯損傷

突き指によって骨と骨とを結ぶ靭帯を損傷、もしくは断裂するケースがあります。靭帯の損傷や断裂を起こした場合、強い痛みと腫れおよび内出血を認める点が特徴です。突き指の多くで靭帯損傷をともないますが、骨折や腱断裂を併発していないか確認することが重要です。

脱臼

指に加わった外力で関節が可動域以上の動作を強いられた場合、脱臼を引き起こすことがあります。特にPIP関節(いわゆる指の第二関節)に強い外力が加わると、骨折を併発する(PIP関節脱臼骨折)こともあるため注意が必要です。

脱臼を起こした場合、指先を引っ張る方がいますが絶対に避けましょう。無理に引っ張ると血管や神経を傷つけ、かえって症状を悪化させてしまう恐れがあります。

骨折

指先に加わった外力により、末節骨(いわゆる指の第一関節から先の骨)に付着している腱の牽引力で骨が剥がれ、一種の剥離骨折(骨性槌指・こつせいつちゆび)を引き起こすことがあります。

また、指先に加わった外力が中節骨(指の第一関節と第二関節の間にある骨)まで伝わった場合にも、骨折(中節骨頚部骨折)を引き起こす可能性もあるため注意が必要です。

骨性槌指や中節骨頚部骨折の場合、突き指とはいっても骨が折れているため、骨癒合を促すために整復および手術を行う必要があります。

突き指を発症した際の対処法

突き指には骨折や脱臼も含まれるため「たかが突き指」と放置することは厳禁です。突き指を発症した場合には、次のように対処しましょう。

  • アイシングをおこなう
  • 患部を固定する
  • 専門家に見てもらう
  • スポーツなどを中断する

突き指を発症した際の対処法ついてさらに詳しく解説します。

アイシングをおこなう

突き指を発症した場合、まずはアイシングをおこなうことが先決です。アイシングせずに突き指を放置した場合、炎症が拡大して痛みや腫れがひどくなる可能性もあります。

アイスパックや氷嚢などを1時間につき10分から15分ほど患部に押し当てると、つらい痛みを緩和することが期待できます。

患部を固定する

突き指にともなう痛みが激しく、指の変形などが見られる場合には、副子(添木のはたらきをするもの)で固定し、患部を動揺させないよう心がけましょう。適当な固定具がなければ、ダンボールなどで代用しても構いません。

専門家に見てもらう

突き指の応急処置を済ませたら、専門家に見てもらうことが重要です。骨折や脱臼が疑われる場合には、整形外科を受診して、レントゲン検査を受けることが一般的です。

何度も突き指を繰り返している方や、骨折や脱臼の疑いがない場合には、かかりつけの整骨院などで見てもらう方法もあります。

スポーツなどを中断する

突き指を発症した場合、一時的にスポーツや指を酷使する作業などを中断しましょう。無理をすると痛みが強くなるだけでなく、再受傷する恐れもあります。特に子どもがスポーツをやりたがる場合、親や指導者が「休むのも練習のうち」と諭すことも必要です。

突き指を予防する方法

突き指は偶発的なケガのため、予防することが困難に思われるかもしれません。しかし、普段から以下の5点に気を付けると、突き指の発症リスクを下げることが期待できます。

  • ストレッチで関節を柔軟に保つ
  • 正しい姿勢を意識する
  • トレーニングで技術を向上させる
  • 環境を整える
  • サポーターやテーピングを利用する

突き指を予防する5つの方法について見ていきましょう。

ストレッチで関節を柔軟に保つ

突き指を予防するためには、普段からストレッチに取り組み関節を柔軟に保っておくことが重要です。例えばストレッチで手関節(手首)の柔軟性を向上させておけば、仮に指先に負荷がかかったとしても、衝撃を和らげることが可能です。

正しい姿勢を意識する

スポーツをする際には正しい姿勢を意識すると、突き指の発症リスクを下げることが期待できます。例えば野球のゴロを捕球する際に、腰が高いとボールのバウンドにより突き指の発症リスクが増加します。正しい姿勢で補給する意識を持つと、突き指の発症リスクを下げる結果につながるでしょう。

トレーニングで技術を向上させる

突き指を予防するためには、日常的なトレーニングで技術を向上させることも欠かせません。技術が向上すればボールを正確にキャッチできるなど、指へと無理な負担がかかる状況を避けることにつながります。

環境を整える

突き指を予防するためには、環境を整えることも重要です。例えばグラウンド整備が十分にできていない環境で野球をした場合、ボールがイレギュラーバウンドして突き指を発症するリスクが高くなります。

サポーターやテーピングを利用する

サポーターやテーピングを利用することも、突き指を予防する方法の1つです。バレーボールのブロックなど、指に負担がかかる動作をおこなう際には、あらかじめサポーターやテーピングを巻いておくと、指にかかる衝撃を緩和し、突き指の発症リスクを下げることが期待できます。

三久保整骨院における突き指の改善法

三久保整骨院では主に以下の方法で、突き指の早期改善に取り組んでいます。

  • 手技療法
  • テーピング
  • 手の使い方に関するアドバイス

久保整骨院における突き指の改善法について解説します。

手技療法

三久保整骨院では、独自の手技療法で患部周辺の筋緊張を緩和し、血液の循環を促進しています。血液は全身に酸素と栄養を運んでいるため、血液の循環を促進することで、症状の改善を促す結果につながります。

テーピング

三久保整骨院では、指への衝撃を緩和するためのテーピングもおこなっています。テーピングには固定用のホワイトテープと、筋肉をサポートするキネシオテープの2種類があり、目的に応じて使い分けています。

手の使い方に関するアドバイス

三久保整骨院では、手の使い方に関するアドバイスもおこなっています。運動中の突き指を避けるためのアドバイスはもちろん、日常生活において指に過度の負担がかからない手の使い方も指導しています。

くり返す突き指にお悩みの方は三久保整骨院までご相談下さい

バスケットボールやバレーボールをしている方にとって、突き指は珍しいケガではありません。しかし、治療をせずに放置した場合、指がまっすぐ伸びないまま固定してしまう可能性もあります。

突き指は偶発的なケガではあるものの、日常的な取り組みで発症リスクを下げることは可能です。東大阪市で繰り返す突き指にお悩みの方は、若江岩田の三久保整骨院までお気軽にご相談下さい。