坐骨神経痛

坐骨神経痛でお悩みではありませんか?

腰痛や足のしびれを訴えて医療機関で検査をしたときに、坐骨神経痛と言われることがあります。実は、坐骨神経痛は病気でも病名でもなく、単に症状を説明した言葉に過ぎません。

坐骨神経痛の原因が分からない場合、シップや痛み止めなどの対症療法しかおこなわれず、なかなか改善しない方も多いのではないでしょうか。若江岩田の三久保整骨院では、筋肉や筋膜など軟部組織の緊張を緩和することで、坐骨神経痛を根本的な改善へと導いています。

坐骨神経痛について

坐骨神経痛を発症した場合、腰からお尻、足にかけての痛みやしびれを引き起こすことが一般的です。実は坐骨神経痛は病気や病名ではなく、単に坐骨神経沿いに症状が出ている「状態」を説明した言葉に過ぎません。

レントゲンやMRIなどの検査で原因が分かるケースもありますが、多くの場合で原因不明とされるため、根本的に改善されないとお悩みの方が少なくありません。

坐骨神経痛をもたらす主な疾患

坐骨神経痛をもたらす主な疾患としては、以下のような例があげられます。

  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 腰部脊柱管狭窄症
  • 腰椎すべり症
  • 変形性腰椎症

坐骨神経痛をもたらす主な疾患について簡単に解説します。

腰椎椎間板ヘルニア

坐骨神経痛をもたらす疾患の代表例が、腰椎椎間板ヘルニアです。腰椎(腰の骨)と腰椎の間には、椎間板と呼ばれる軟骨のような構造物があり、身体にかかる負担を緩和するクッションのような役割を持ちます。

椎間板は垂直の圧には強いのですが、偏った圧が加わることで中にあるゼリー状の髄核(ずいかく)が飛びだし、神経圧迫を起こすと坐骨神経痛特有の症状があらわれるのです。

ただし、腰痛全体で見た場合、腰椎椎間板ヘルニアと後述する腰部脊柱管狭窄症の占める割合は、わずか10%程度に過ぎません。そのため、坐骨神経痛の症状が出ていても、原因不明とされるケースがとても多くなっているのです。

腰部脊柱管狭窄症

脳から出た神経(中枢神経・脊髄)は背骨の隙間を通って身体の各所へと送られますが、中枢神経(脊髄)の通り道のことを脊柱管と呼びます。

何らかの原因で脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されると、坐骨神経痛特有の症状が出やすくなります。腰部脊柱管狭窄症の場合には、腰痛よりも足のしびれを多く認める点が特徴です。

腰部脊柱管狭窄症の代表的な症状として、間欠跛行(かんけつはこう)があげられます。歩き始めて10分ほどすると痛みやしびれで歩行困難となりますが、椅子に座って前かがみになり、しばらく休むと歩けるようになります。

しかし、また10分ほど歩くと歩行困難になるといった症状を繰り返す点が特徴です。腰椎椎間板ヘルニアが比較的若い方に多く見られるのに対し、腰部脊柱管狭窄症は高齢の方に多く見られます。

腰椎すべり症

腰椎(腰の骨)は5つの椎体で構成されていますが、そのいずれかが前方へとスライドし、神経圧迫を起こすことが腰椎すべり症の特徴です。

腰椎すべり症の原因に関しては、ハッキリしたことが分かっていません。すべり症の兆候が見られても無症状のケースも少なくありません。

変形性腰椎症

変形性腰椎症は、椎間板の摩耗や骨の変形がきっかけとなり、腰の主だるさや痛み、足のしびれなどを引き起こす疾患です。重症例の場合には、腰部脊柱管狭窄症を併発している可能性も疑われます。

原因不明の坐骨神経痛が起こる理由

坐骨神経痛の多くは、医療機関で検査を受けても原因不明とされます。その理由や、レントゲンやMRIなどの画像診断では、骨と神経の異常しか確認できないためです。

骨と神経に異常がない以上、ほかの場所に原因を求めるのが論理的思考と言えまが、腰痛診療ガイドラインでは基本的に投薬治療が推奨されており、対症療法に終始していることが現状です。

医療機関で原因不明の坐骨神経痛と診断され、改善が見られないため三久保整骨院に来られる多くの方を拝見していると、いくつかの共通点があることに気づきます。

それは、筋肉や筋膜、腱、靭帯など軟部組織に緊張が出ている点です。レントゲンやMRIでは確認できない軟部組織の緊張を取り除くと、坐骨神経痛の症状が緩和するケースも多くなっています。

坐骨神経痛のリスクを高める要因

坐骨神経痛の原因となる軟部組織の緊張は、以下のようなことが要因となり起こります。

  • 長時間の同一姿勢
  • 猫背や反り腰
  • 股関節の硬さ
  • 運動不足

坐骨神経痛のリスクを高める要因について解説します。

長時間の同一姿勢

坐骨神経痛のリスクを高める要因の1つが、長時間の同一姿勢です。デスクワークなどで長時間の座位を強いられると、腰やお尻、太ももなどの筋肉が緊張して血管を圧迫します。

正座をした後に足がしびれるのと同様、筋緊張によって腰やお尻、太ももなどの筋緊張により血管が圧迫され、その後、血液の流れが戻るときに足のしびれが出やすくなるのです。

猫背や反り腰

猫背や反り腰などの不良姿勢も、坐骨神経痛の発症リスクを高める要因の1つです。猫背や反り腰の姿勢を続けると、お腹や腰、お尻、太ももなどの筋肉が緊張し、血行不良を起こしやすくなるためです。

股関節の硬さ

坐骨神経痛の発症リスクを高める要因としては、股関節の硬さもあげられます。股関節が硬いと骨盤まわりの筋肉をしっかり使うことができないため、筋緊張が生じやすくなるためです。

筋緊張が起こる原因は、「筋肉の使い過ぎ」および「不動」の2つしかありません。使い過ぎよりも不動の方が、深い場所の筋緊張を招くため、股関節の硬さにより坐骨神経痛を発症しやすくなるのです。

運動不足

運動不足も坐骨神経痛の発症リスクを高める要因の1つです。運動不足により筋力が低下すると、血行不良にともない坐骨神経痛を発症しやすくなります。また、不動による筋緊張も坐骨神経痛の発症リスクを高める要因となります。

三久保整骨院における坐骨神経痛へのアプローチ法

三久保整骨院では、次のようなアプローチで坐骨神経痛の根本的な改善に取り組んでいます。

  • 手技による軟部組織の緊張の緩和
  • 全身のバランス調整
  • 日常生活におけるアドバイス

三久保整骨院における坐骨神経痛へのアプローチ法について紹介します。

手技による軟部組織の緊張の緩和

坐骨神経痛の多くは、筋肉や筋膜をはじめとする軟部組織の緊張が要因となって起こります。三久保整骨院では、ほぼすべての施術を独自の手技でおこなっています。手技により軟部組織の緊張を緩和すれば、坐骨神経痛を根本から改善へと導くことが可能です。

全身のバランス調整

三久保整骨院では、単に症状があらわれている場所だけにアプローチするのではなく、全身のバランスを調整し、症状の原因を根本から取り除いていきます。坐骨神経痛をはじめとする症状は、全身バランスの乱れの「結果」として起こるケースがほとんどです。

シップや痛み止めなどの対症療法で坐骨神経痛が改善しないのは「木を見て森を見ず」、つまり症状だけを見て根本的な原因を見落としているためです。

日常生活におけるアドバイス

三久保整骨院では、坐骨神経痛を根本から改善するために、日常生活におけるアドバイスもおこなっています。症状は日常の生活習慣の「結果」として起こることが多いためです。

坐骨神経痛でお悩みの方は三久保整骨院までご相談下さい

坐骨神経痛がなかなか治らないとお悩みの方は、東大阪市の三久保整骨院までご相談下さい。坐骨神経痛は腰椎椎間板ヘルニアなどのしっかんではなく、普段の姿勢や生活習慣などに起因して起こるケースがほとんどです。

三久保整骨院では、坐骨神経痛を引き起こす軟部組織の緊張を手技で取り除くだけでなく、原因となる全身バランスの乱れも調整、症状を根本から改善へと導いていきます。「坐骨神経痛は治らない」とあきらめる前に、ぜひ一度、若江岩田の三久保整骨院をお訪ね下さい。