自律神経
自律神経について
「季節の変わり目になると不調が出る」「雨が降ると頭痛がする」などの不調を訴えて病院で検査をしても、原因不明とされるケースが少なくありません。
近年では天気病や気象病など、気温や気圧の急激な変化にともない自律神経の乱れが、不調を招く一因となることも分かってきています。若江岩田の三久保整骨院では、自律神経のバランスを整える施術で、不調の改善・予防に取り組んでいます。
自律神経とは?
自律神経は末梢神経の一種で、自律的に(自動的に)はたらくことが特徴です。気温の変化に応じて体温調整をおこなうのも、食べたものを消化・吸収するのも、排尿は排便を促すのも、すべて自律神経のはたらきによります。
自律神経は交感神経と副交感神経の2つから成っており、両者がバランスを取ることで私たちの生命活動を円滑に保っています。
朝起きて仕事や学校に向かうなど、身体をアクティブにする際にはたらくのが交感神経です。反対に、夜間になると身体をリラックスモードに変えるため、副交感神経が優位に傾きます。
両者のバランスが適切に保たれている場合、私たちの心身は健康な状態を維持しやすくなります。逆に、交感神経と副交感神経のバランスが乱れることで、さまざまな身体的・精神的不調を招きやすくなるのです。
自律神経失調症とは?
何らかの不調を訴えて医療機関を受診ても、ハッキリとした原因が分からないことは少なくありません。そのようなときに、「自律神経失調症です」と言われた経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
医療機関で自律神経失調症と言われた方の中には、自分が心療内科系の病気に罹っていると診断されたのではないかと不安になる方もいらっしゃいます。
実は、自律神経失調症は病気でも病名でもありません。自律神経のバランスが乱れた結果、何らかの不調を引き起こしている「現象」を説明しているだけのことです。
そもそも自律神経は全身のほとんどの器官を支配しているため、何らかの不調が生じているときに、自律神経のバランスが乱れているのは当たり前と言えるでしょう。
自律神経のバランスのセルフチェック
自分の自律神経のバランスが乱れていないかどうか、以下のチェックリストで確認してみましょう。
- 慢性的な睡眠不足が続いている
- 睡眠時間が足りていても寝た気がしない
- 仕事上のトラブルや人間関係に悩んでいる
- 季節の変わり目になると決まって不調が出る
- 花粉症を持っている
- 急に息苦しくなることがある
- 手や足に原因不明のしびれを引き起こすことがある
- 胃腸の調子を崩しやすい
- 訳もなく不安な気持ちになることがある
- ちょっとしたことでイライラしてしまう
- ストレスを感じるとお腹を下しやすい
- 慢性的な肩こりや頭痛に悩まされている
- めまいや耳鳴りがしばしばおこる
- 夏でも手足の先が冷えている
上記のチェックリストに該当する項目が多ければ多いほど、自律神経のバランスを乱している可能性があります。ただし、何らかの病気が原因で上記の症状が出るケケースもあるため、当てはまる項目が多い方は、医療機関で検査することをおすすめします。
自律神経のバランスを乱す原因
自律神経のバランスを乱す原因としては、主に以下のような例があげられます。
- ストレス
- 寒暖差
- 不規則な生活
- ホルモンバランスの変化
自律神経のバランスを乱す原因について詳しく見ていきましょう。
ストレス
自律神経のバランスを乱す原因の1つがストレスです。ストレス状態が続いたときに、胃腸などの不調が出る方も多いのではないでしょうか。精神的なストレスはもちろん、光や騒音、自動車の排ガスなど身体的なストレスも自律神経のバランスを乱す原因です。
寒暖差
寒暖差も自律神経のバランスを乱す原因の1つです。近年になって寒暖差アレルギーという言葉が聞かれるようになりましたが、急激な温度変化も身体的ストレスとなり、自律神経のバランスを乱す結果につながります。
不規則な生活
自律神経のバランスを乱す原因としては、不規則な生活もあげられます。疲労状態や睡眠不足、不規則な時間の食事などが続くと、次第に自律神経のバランスが乱れてしまいます。
ホルモンバランスの変化
ホルモンバランスの変化も、自律神経のバランスを乱す原因の1つです。特に出産後や更年期など、女性ホルモンのバランスが変化すると、自律神経のバランスが乱れやすくなります。産後のうつや更年期障害も、ホルモンバランスの変化による自律神経の乱れにより発症リスクが高くなります。
自律神経のバランスを自分で整える方法
自律神経のバランスは日常の生活習慣やストレスで乱れるケースがほとんどです。そのため、次のような方法で、自律神経のバランスを整えることが期待できます。
- 早寝早起きして朝日を浴びる
- ストレスをコントロールする
- 専門家に相談する
自律神経のバランスを自分で整える方法について解説します。
早寝早起きして朝日を浴びる
自律神経のバランスを整えるためには、普段から早寝早起きして朝日を浴びることがおすすめです。朝日を浴びると体内時計がリセットされるため、自律神経が整いやすくなります。また、早起きすると夜に自然な眠気が訪れるため、睡眠の質を高めることも期待できます。
ストレスをコントロールする
自律神経のバランスを整えるためには、ストレスをコントロールすることも重要です。人間生活を営む上で、ストレスを完全にシャットアウトすることは難しいでしょう。
そのため、ストレスの自覚があるときには趣味に没頭したり、仲の良い友人と楽しく会話するなど、自分なりのストレス発散法を実践するとよいでしょう。
専門家に相談する
セルフケアでストレス状態が改善されない場合には、専門家に相談することがおすすめです。ストレスが原因で日常生活に支障を来すようであれば、心療内科を受診するとよいでしょう。肩こりや頭痛など身体的不調が気になる場合には、整骨院で施術を受ける方法もあります。
三久保整骨院における自律神経の調整法
三久保整骨院では主に以下の方法で、自律神経のバランスを正常に導いています。
- 頚部調整
- 骨盤調整
- 生活習慣に関するアドバイス
三久保整骨院における自律神経の調整法についてご紹介します。
頚部調整
首には星状神経節と呼ばれる「神経のツボ」があり、筋緊張による神経圧迫がさまざまな身体的・精神的不調を引き起こすことも分かってきています。そのため、三久保整骨院では独自の手技で頚部の筋緊張を緩和し、自律神経の乱れを正常に導いています。
骨盤調整
三久保整骨院では骨盤調整により不良姿勢を改善し、無駄な力が身体に入らない状態にして、自律神経を始めとする神経圧迫を取り除いています。
生活習慣に関するアドバイス
ストレスの原因は人によりさまざまなため、三久保整骨院では一人ひとりに合った生活習慣に関するアドバイスをおこなっています。現代はストレス社会とも言われており、完全にストレスから逃れることは困難です。
そのため、三久保整骨院では身体の不調だけでなく、精神面の不安や緊張を取り除くことにも努めています。「院長先生にかかったら、身体の不調なんてあっという間によくなる」…そんなありがたい言葉もいただいています。
自律神経の乱れが不安な方は三久保整骨院までご相談下さい
自律神経は全身のほとんどの器官を支配しているため、何らかの不調が起こっている場合、症状だけを追っていては改善が難しいケースもあります。
三久保整骨院では身体の不調だけでなく、自律神経のバランスを整えることで、精神的な不安やトラブルを取り除くサポートもおこなっています。
「病院で自律神経失調症と言われた」「できれば薬に頼らず不調を改善したい」…東大阪市でそのようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度、若江岩田の三久保整骨院までご相談下さい。